深海
国立科学博物館でやってる深海展に行って来ました。夏休みということもあり、夕方から行ったけどそれでも人が多かった。つか、カップルが多かった!
内容は序盤、深海生物の真っ白なホルマリン漬け標本だらけで、多分殆どの人が「想像してたんと違う・・・」と思ったはず。
そりゃ水族館とは違うので、生きた個体なんて展示してませんよ。博物館なんだし。
でも公式サイトの出来が良すぎたね。みんな期待したよね(^_^;)
スクロールするとどんどん深海へ進むHP、なかなか格好いいです。
うん、こういうのを想像してたろうね。
ワタシも多少がっかりして、だよねぇって苦笑いでしたもん。
でも、内容は高度でしたよ。
標本展示のあとはおなじみ『深海6500』や
地球深部探査船『ちきゅう』
などの構造説明と活動内容などで、海底を掘削して地層を解明しようとしてたり、いやもうその深さが想像出来なさ過ぎて訳分からんでついていけなさ過ぎて(笑)
世界最高の掘削能力(海底下7000m)だそうですよ。海底下7000、んんんん〜〜〜って!
人類、凄いですね。
地震解明か知らんがどっからの思いつきで「海底地層を研究せないかん!」ってなって、こんな果てもない装置を作り出すまでに至ったのか。
『深海にかける思いと技術と科学の進捗状況報告会』って感じでした。
うーん、深海展、(技術が)凄かったですが、展示自体は常設展の方が面白いかな(^_^;)
アロサウルスの骨格模型。ダイナミックな造りの地球館はサラリと観て回る。
日本館の建物自体が好きだから。ここは何度観ても楽しめる。重要文化財なので、天井見上げて上から下まで楽しめる。
フタバスズキリュウは相変わらず迫力ありで格好良い。
フォトジェニックな奴め。
トキは見るたび、絶滅してほしくないなぁと切ない気持ちになります。学名がニッポニアニッポンじゃなかったら、多分ここまで強く思わないかも。自分の知らざる愛国心をトキで知る。
左上からから甲斐黒号、南極物語のジロ、ハチ公。なんでタロジロなんだろう?タロウジロウじゃないんだよね。太郎次郎のはずなんだろうけどね。
ジャコウネズミの親子の移動、可愛い。
けどこれが剥製だという事実。最後尾の子ネズミも剥製にされたのかと思うと、ちょっと悲しい事かもしれない。
やっぱり国立科学博物館は楽しいな。
もっと愛されるべき施設だよ。
今回のお土産は深海展の手拭い。
メンダコと赤が可愛いのであった。
早く柔らかくしたいなー!