英国女王陛下の近衛軍楽隊
今日は仕事終わって東京芸術劇場で行われた『英国女王陛下の近衛軍楽隊』聴きに行きました。
最高だった・・・
終わってほしくなくて泣けた・・・
制服フェチにはたまらん&レベルの高い軍属の楽隊たまらん&金管楽器の音の重厚さたまらん&指揮のブルース・ミラー少佐がイケオジでたまらん&腰に差したサーベルかっこよくてたまらん&1人日本人が参加しててそれが海上保安庁の方で角刈りのイケオジでしたたまらん&近衛連隊パレードからウェールズ、アイルランド、スコットランド、18世紀の楽器と衣装で当時の音楽など民族音楽の魅力余すところなく聴けた、サービス精神旺盛な構成たまらん&ブラバン経験者には弾きたくなるデイオブザドラゴンとリバーダンスたまらん&やっぱイギリスと言えばエルガーよねって感じで威風堂堂、聴き応えあり過ぎてたまらん。
もう何もかもがツボだったのですよ。
これはワタシのための来日ですか?
語彙力欠落して伝わりにくいかもだけど、念願のバグパイプを生で聴けて本当に幸せ・・・!
バグパイプのビームのような(褒めてる)一直線の音の美しさと、表情変えずひたすら吹きに徹するパイパーの醸し出す雰囲気、美しいタータンチェックのキルトも観れてもう、ほんと震えながら観た。ワタシは少し変な人かもしれない。
途中で一番若いパイパーがスコットランドのダンスを披露してくれた。雄々しくてでも足捌き軽やかで、キルトがふわっと翻るたびに『キルトの下はノーパン』という余計な知識が頭をよぎって、ひとりでハラハラしてた(笑)
前から5列目だったので近くて・・・。
安心してください、見えてませんよ。
ラストの威風堂堂の時は、曲が進むにつれ、音に包まれた至福の時間が終わってしまうと思うとほんとに涙が出てきた。アンコールを2曲やってくれて、オールラストはアメイジング・グレイス。実はあまり好きな曲じゃないんだけど、ソプラノトランペットとバグパイプ追加されたらそりゃ別格ですよ。この編曲に関しては大好きだわ。
演奏後、帰りのエスカレーター激混みだったので、ゆっくり帰ろうとロビーにいたら、演奏者の皆さんが写真撮影で来てくれた!!!
あーー素敵すぎたーー!!
最初逆光だったので場所わざわざ移動して頂いたけど、勲章付けてたらしたので偉い方なのかも?
帽子はアメリカクロクマの毛皮で結構重いんだってよ。隊服の赤は、打たれても血が分からないように、だそうです。そやね。普通の楽隊じゃないもんね。
ワタシ的フェチの塊・バグパイパーも上級曹長さんとダンスを披露してくれた若いさんが来てくれて、もうあっちでこっちで撮影会すごい事になってた(笑)
本当に素晴らしいひとときでした。
次はいつ会える!?って気持ち満杯です。
空席があったのが本当に勿体無い!みんな聞こうよ!特に学校でブラバンやってる子達 はお小遣い貯めて来い!財産になるから!!!
って思いました(何人かいたけど)。
来年また来てくれるかな。アンテナ張っておかねば!(関東に居なければ!!)
さいとうちほ先生原画展
画業35周年、今なお読者をヒロインにしてくれる、さいとうちほ先生の原画展を観に、池袋三省堂書店に行ってきました。
凄いね35年。ずっと同じ事を仕事として続けられるのは羨ましい限り。
『円舞曲は白いドレスで』にハマって以降、ほとんどの作品を読んでるし持ってます。心のベスト3は『花冠のマドンナ』、『円舞曲シリーズ』、『ファースト・ガール』かなぁ。現在連載中の『とりかえ・ばや』も勿論大好きで、さいとう先生の連載で13巻まで続くのはこれだけのような気がする。『アイス・フォレスト』は12巻までだったし。
それにしても何が凄いって、初期の頃から現在までほとんど絵が変わってない事。画力レベルは上がってるのにブレない。凄い!
『円舞曲シリーズ』よりサジットと湖都。
サジットが死んだシーンはもう辛くてしばらく読めなかったなぁ。いや今でも読み返せないくらい(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
紙の表面がボコボコしてるとこがアナログの塗りを感じさせます。
わかりやすく顔が分かるもの。
同じく『円舞曲シリーズ』、将臣と湖都。
1990年頃に連載してた作品。
で、
現在の『とりかえ・ばや』。
画力は上がってるけど絵がブレない。
繊細さや艶やかさはアップなのに。鳥山明先生にも同じ事を思うけど、絵柄が変わらないのは最初から自身の作画スタイルが見つかってらしたからかな、とか勝手に思ってます。
金の絵の具は(90年代当時の)媒体紙面に出ないとわかってても使いたかった、と先生のコメントがあり、柄の細かさと美しさ、金色が見せる影が本当に素敵だと見惚れました。
先生の作品は中世ヨーロッパとか多くて、レースなども多く出てくるけど、緻密に描かれていてデザインも素敵。キャラクターやストーリーの進行内容に合わせた衣装について、本当によく表現されている。漫画家って凄い、この言葉ばかり呟いてました(^_^;)
・・・黒のレースが印象的な美しいカラー原画があったのに撮ってなかった・・・あーー失敗した!
撮影OKだったので撮れるものは撮る!
でも天井のライトが曲者で・・・どうやっても撮れないものもあったです。あーこの作品も好きなのにぃ!って。残念(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
『SとMの世界』
『花冠のマドンナ』
『花音』
『ブロンズの天使』
『少女革命ウテナ』
流石に多かった。一番お忙しい頃だったんではないかしら。
『とりかえ・ばや』。これは初期稿らしく、睡蓮も沙羅も全く違うキャラ。これはこれで可愛いんだけど。
『とりかえ・ばや』も原画多かったな。
12巻が発売されたばかりだから嬉しいかぎり。
他にも漫画生原稿も数点あり、じっくり眺めてたもんだから撮り損ねて・・・ってのもありました。展示スペース狭い!けど、こんなに見れて幸せだー!ってなりましたよ。
さいとう先生、画集出してくださらないかしら。『とりかえ・ばや』が今クライマックスなので、これが終わったら(^_^;)
美麗で華麗で優美で繊細なカラー原画、まとめなきゃ勿体無いように思えるんだけどなぁ。
一ファンの願いです。
深海
国立科学博物館でやってる深海展に行って来ました。夏休みということもあり、夕方から行ったけどそれでも人が多かった。つか、カップルが多かった!
内容は序盤、深海生物の真っ白なホルマリン漬け標本だらけで、多分殆どの人が「想像してたんと違う・・・」と思ったはず。
そりゃ水族館とは違うので、生きた個体なんて展示してませんよ。博物館なんだし。
でも公式サイトの出来が良すぎたね。みんな期待したよね(^_^;)
スクロールするとどんどん深海へ進むHP、なかなか格好いいです。
うん、こういうのを想像してたろうね。
ワタシも多少がっかりして、だよねぇって苦笑いでしたもん。
でも、内容は高度でしたよ。
標本展示のあとはおなじみ『深海6500』や
地球深部探査船『ちきゅう』
などの構造説明と活動内容などで、海底を掘削して地層を解明しようとしてたり、いやもうその深さが想像出来なさ過ぎて訳分からんでついていけなさ過ぎて(笑)
世界最高の掘削能力(海底下7000m)だそうですよ。海底下7000、んんんん〜〜〜って!
人類、凄いですね。
地震解明か知らんがどっからの思いつきで「海底地層を研究せないかん!」ってなって、こんな果てもない装置を作り出すまでに至ったのか。
『深海にかける思いと技術と科学の進捗状況報告会』って感じでした。
うーん、深海展、(技術が)凄かったですが、展示自体は常設展の方が面白いかな(^_^;)
アロサウルスの骨格模型。ダイナミックな造りの地球館はサラリと観て回る。
日本館の建物自体が好きだから。ここは何度観ても楽しめる。重要文化財なので、天井見上げて上から下まで楽しめる。
フタバスズキリュウは相変わらず迫力ありで格好良い。
フォトジェニックな奴め。
トキは見るたび、絶滅してほしくないなぁと切ない気持ちになります。学名がニッポニアニッポンじゃなかったら、多分ここまで強く思わないかも。自分の知らざる愛国心をトキで知る。
左上からから甲斐黒号、南極物語のジロ、ハチ公。なんでタロジロなんだろう?タロウジロウじゃないんだよね。太郎次郎のはずなんだろうけどね。
ジャコウネズミの親子の移動、可愛い。
けどこれが剥製だという事実。最後尾の子ネズミも剥製にされたのかと思うと、ちょっと悲しい事かもしれない。
やっぱり国立科学博物館は楽しいな。
もっと愛されるべき施設だよ。
今回のお土産は深海展の手拭い。
メンダコと赤が可愛いのであった。
早く柔らかくしたいなー!
ディズニーアート展
仕事帰りに新橋からゆりかもめに乗ってディズニーアート展へ。夏休みの金土は21時まで開館してるからね。よゆーでよりみちー٩(ˊᗜˋ*)و
だがしかしだよ。
場所を船の科学館だと間違えてて、しばらくあのひろーい湾岸区画で迷子に。日本科学未来館が正しかった・・・科学しか合ってないやん!そもそも船の科学館でやるはずがないやんねー(^_^;)
場所は分かったけど、今度は入口が分からずかなりウロウロしたー!湾岸、大きい建物ばっかりだし。公式HPはちゃんと地図に入口の表記入れたらいいよ、きっとみんな喜ぶよ。
アート展はその名の如く アニメーター目線だったり有名で功績を残したスタッフを紹介してたりして、ディズニーのアニメが時代と共にどんな段階を踏んで磨かれていったかが丁寧に紹介されてました。
蒸気船ウィリーの頃の絵コンテは勿論アナログなんだけど(なにせ1928年公開)文字がタイプライターで打ってあってキュンとした。タイプライターって、フォントとか並びが少しだけいびつだったりとか、なんかイイんだ・・・(*´∇`*)
ウィリーからしばらくはコンセプトアートが黒鉛筆と色鉛筆だったりして、デッサンみたいなタッチ。一枚の小さな絵が立派なアートだよ。時々黒炭で描いてあったりまるで画家のよう。
リアリティに拘ったウォルト・ディズニー達は、バンビ制作の時は室内に子鹿を連れてきてアートスタッフみんなでデッサンしまくりだし、ファンタジアの時の溶岩がボコボコッと湧いて弾けるさまを描く為に、泥みたいなものに空気を送る装置を作ってそれをまたスタッフでデッサンしたり。
本気度がすごいよ。だからあんな作品が出来たんだなぁ。あの時代に、しかもアニメなのに、完全に職人の集団。
近年の作品になるとコンセプトアートがほぼデジタルで、色彩美とか構図とか勿論圧倒的なんだけど、なんだか見慣れたもののような気がしてじっくり見ようとは思わなかったなぁ。
ワタシも古い人間になってきたんだろうか。
アナログを知らない子供達の時代が来ても、ワタシと同じように手描きの良さを感じてくれるといいなぁ。紙質を選ぶとこから始まるんだよ、手に馴染むこだわりの画材使ってさ。
たっぷり2時間使って観て来ましたが、湾岸地域の展示場&金土は21時までってのあまり知られてないみたいで、ガラガラでした(笑)ゆったりしっかりじっくり観れた!
これ、ジブリん時みたく六本木ヒルズで開催してたら、夜もかなり混んでたと思います。グッズもすぐ買える!場所の選択失敗したんじゃないかなー。ワタシ的にはオッケーでしたが(笑)
なので見るなら週末の夜がオススメです。
スカイツリー
今日はすみだ水族館の水木しげる御大のコラボイベントを目当てに、スカイツリーへ。5年前は職場でした。ひさびさー。
夏休みに入ったからか、めちゃめちゃ人多い。夕方からのんびりと思ってたのに全く人多い!水族館も見た事ないくらいチケット購入の列が出来てて、あーもうどーせ21時まで見れるしファミリーは18時になれば帰るだろうと思い、それまでソラマチをブラブラ。
お店がいくつか改装中で覆いがされてて、夏休みに間に合えばよかったのにねぇと妙な同情しつつ、うっかりポケモンセンターへ。
不思議な事にね、子供より大人の人数の方が多いのね。何より外国人が多い。ポケモンってすごいビジネスなんだなーって改めて思いました。
買ってるし(笑)
NHKのショップでびじゅちゅーんのグッズを買い、辻利で練乳抹茶ソフトクリームを食べて、
よっしゃすみだ水族館へ!と行ったら、案の定列はきえてましたよ。けどそのかわり世の中こんなにいるのかと驚くほどカップルがいて、囲まれました・・・。非婚率が高いとか恋人がいない若者が増えてるとか聞くけど、ありゃ嘘だな( ⁰▱⁰ )
ペンギンには
目もくれずシロワニちゃんと
金魚にかぶりつき。
金魚はいい、とてもいい。
(何故かこのアズマニシキちゃんはずっとワタシにガンくれてました。愛い奴め)
(めっちゃデカイ!その名もジャンボシシガシラとジャンボオランダシシガシラ(笑))
お目当ての水木御大のコラボを拝見。
完全に肩透かしでした・・・。
もっとどーにかなっただろう!?あの水木御大だぞ!?クラゲだけで済まそうとか手抜きにしか見えんかったわ。
船霊の水槽にはミズダコ入れんかい!
河童の水槽にはニホンウナギ入れんかい!!
クラゲと水木御大の絵だけでもたせるとか無いわー。市松模様の壁は良かったけど。
舌打ちしながら(態度悪い)外に出ると、すっかり夜になってて、
今宵のライトアップは雅でした。雅は水族館側からしか紫が見えない・・・( ⁰▱⁰ )
まぁまた見に来ます。水族館、年パス買ったし。仕事帰りには寄れないけど、40分くらいで来れるし。スカイツリーは色んなライティングするから、それを見に来ようかな。ピンクとかも可愛いですよ(*´∇`*)
墓参り
うちの両親の実家は七月盆なので、この連休を利用して福岡に帰省→熊本のご先祖様へ御墓参りしてきました。
久々の山林や高速道路から見る山と田んぼ、墓所の鬼百合に滾りましたー!鮮やかで綺麗なんだもの。数十年当たり前に見てきたのに、五年東京に住んでるだけでなんだかとても新鮮!緑が沢山で気持ち良かったーーー!
熊本は山が近くて田んぼが広い
奥に見える黄緑の畑は熊本のタバコ畑。
最近減ったなぁ。
子供の頃従兄弟達と遊んだ川。
もう遊べないレベルになってた・・・
山鹿大橋からの菊池川。
8月の山鹿灯籠の時期に菊池川花火大会がある。子供の頃親戚一同集まってここから見るのが恒例行事だった
父方の実家の梅の木がモンスター並みにデカい
墓所の鬼百合。夏の空に映える
車中から、山林。
鬱蒼としてる山ん中に日が差すのがいとおかし
両親の田舎はもう祖父母は他界して兄弟が家を継いでるんだけど、親戚軒並み体をこわしていて、ああそんな年齢なんだなぁ。ワタシもう最近おじさん達が言ってること、よーく分かるもんなぁ( ̄ω ̄;)ってなりましたよ・・・。
おじさんが病名もわからない難病指定の病にかかってる事を知ってびっくり。知らなかったのワタシだけだったので、おじさんの変貌ぶりに一瞬言葉を失ったんだけど、これでも良くなった方だと言ってたので、ワタシも良い方向に捉える事にしました。
それにしても熊本の国立病院で対処出来なくて京都の国立病院にまで行かされて毎回血液検査されてサンプルとられてるって、これって研究対象だよねぇおじさん・・・。
こうして病気が研究され解明され報告され分類され薬品が開発され治療法が確立していくのか。おじさんがまだ動けるうちに、早く解明されてほしいものです。
その間、ご先祖様が守ってくださいますように。
実家の犬
実家で飼ってるワンコはミニチュアダックスフント。久しぶりにしか会わないしまだ3回目なので、会ったすぐは凄く人見知りされて遠巻きに見られてますが、15年一人暮らしでワンコ飼ってたワタシには懐かせ方がわかるのだ。
本気で一緒に遊ぶ。
かまってあげる。
実家の家族はおもちゃを与えるけど、一緒に遊ぶってのはあまりしないので、『おもちゃを奪う→投げてやる→また奪う→投げてやる→引っ張りっこする』で遊んでやると、割と早く打ち解けてくれます。
しばらく会わないとまた忘れるんだけど( ⁰▱⁰ )
そんな実家のワンコ。
ボールのおもちゃに異様に執着。
白目が血走って目の周りがピンクの縁取りみたいになって、メチャメチャ飛びついてきてモンスター化しました。
・・・目が金色に光って魔物の証かと思ったわ
喰われるかと思ったわ
ボールのおもちゃ、袋ごと奪われた
ほんと、ボールへの愛が半端ないです
ちなみにおもちゃは30分と持たずにボロボロになりました。何が彼をそこまでさせるのか(^_^;)